個人で活躍を目指す女性を応援するブログを運営しているフクラです。
初心者でも必要なSEO対策ができるように最低限やるべきことを5回のシリーズに分けました。
今回は①キーワード選定についてです。
SEOが何かわからないと言う方はこちらを先にご覧ください。
キーワードとは?
検索窓に入れる言葉をキーワードと言います。
ユーザーが検索窓に使うキーワードは90%が悩みを解決したくて打ち込む言葉だと言われています。
Googleはユーザーが検索窓に入れたお悩みのキーワードの答えになるページを高く評価します。
インデックスされて上位に表示されるほど、ブログにアクセスしてくれる人の数が多くなります。
Googleは検索の精度を上げるために、クローラーを使って各ページのキーワードを認識したり、キーワードの悩みの解決がされている記事かどうかをページの中身をデータ解析し、日々蓄積しているのです。
では、キーワードは記事のどこに設定するのかというと、キーワードをタイトルや本文に含めるだけでよいというのがSEOの定説になりました。
以前はプラグインなどで、キーワードやタイトル、ディスクリプションを本文とは別に設定することがSEOでは重要とされていましたが、クローラが進化して文面の中身まで精査できるようになり、記事にどんなことが書かれているのかをAIが判断できるようになりました。
しかし、キーワードはGoogleが認識できるように配置する必要があり、キーワード選定するところからコツが必要です。
初心者でもキーワードの選定が必要な訳は?
初心者は好き勝手にブログを書いてしまいがちですが、書く記事は明確に誰かが知りたいことの情報になっているページであることが大切です。
Googleでインデックスされるページはキーワードをあらかじめ決て、そのキーワードを検索してくれる人が知りたいことの答えとなる記事であることが基本です。
意図が明確に判断できるような構成でいないとグーグルからの高評価はもらえず、インデックスもされません。
インデックスされないと言うことは、検索エンジンで検索できないページになってしまいます。
初心者であってもキーワードの設定はもちろん、インデックスされるためにも他のSEOの対策をすることは必須になります。
また、記事を書く前に、想定した検索してくるであろう人(ペルソナ)が調べるキーワードを予想するだけでは不十分でです。
実際にそのキーワードがどのくらいの人たちに検索されているのかを調べる必要があります。
キーワードの市場とも言うのですが(検索ボリュームといったりもします。)
実際にそのキーワードで検索している人は何百人なのか、何千人なのか何万人なのか調べることができます。
一ケタや0人なんてのもザラにありますし、キーワードの言葉がひらがなか、カタカナかによっても違うし、スペースがあるかどうかでも、検索者数が違う場合があります。
誰も検索していないキーワード(検索ボリューム〇人)に向けていくら記事を書いてもアクセスが集まらないのは言うまでもありません。
よって、検索キーワードを決める時には、検索数を調べたり、同じワードで上位にヒットする他のページをみることによって、Googleはどんな内容の記事を評価するのかも参考に、キーワードを選定することが必要です。
キーワード選定方法の手順を初心者にも分かりやすく説明します。
例:人参を上手に保存する方法についての記事を書こうとして、キーワードを選定するまでの過程を具体的にみてみましょう。
手順① ペルソナ設定
まず、最初に人参の保存方法を検索してくるであろう読者はどんな人なのか、具体的な人物像(ペルソナ)を書き出します。
(26歳新婚女性、子供なし、家事の経験があまりなく野菜を腐らせてしまいがち、共働き、etc…)
このようにターゲットになる人物像を具体的に決めることを「ペルソナ設定」といいます。
ペルソナを家事経験が浅い若い女性にするのか、家事や子育の経験が豊富な女性をターゲットにするのでも、同じ「人参の保存方法」でも伝えたい情報の中身や伝え方が変わってくるはずです。
ペルソナを設定することは、より深く読者の悩みや知りたいことの答えとなる記事を書くために重要な手助けとなります。
手順② サジェストキーワードや関連するワードをピックアップ
GoogleやYahoo!の検索まどに「人参 保存方法」という言葉をいれてみます。
下の図のように、他にもたくさん似たような言葉でおすすめの候補が出てきます(サジェストキーワードといいます。)
2語〜3語のサジェストキーワードで記事に書けそうなワードをピックアップしておきましょう
『人参 + 保存方法 + 長持ち』 『人参 +保存方法 +常温』 『人参 +保存 + 冷凍』など・・・

他にも【ラッコキーワード】というサイトで最初の1〜2語を調べると、関連するワードが一覧になってみれるのでこちらからもピックアップしてみてください。(https://related-keywords.com/)

手順③検索ボリュームを調べる(イチオシはkeywordsurfer)
ピックアップした、キーワードの候補をそれぞれ1ヶ月にどれだけ検索されているか検索数(検索ボリューム)を調べます。
検索ボリュームを調べるサイトやツールをご紹介します。
aramakijake.jp 検索数予測ツール

「人参 保存」とキーワードを入れて調べてみます。

Yahoo!とGoogleの検索エンジンで1ヶ月当たりの平均検索数がでてきます。
Googleでは検索数が2万近くあり、ビックキーワードであることがわかります。「人参 保存」だけだとそれに関連するキーワードも多くヒットしてしますうので、競合する記事が多くなり自分の記事が埋もれてしまう可能性があります。
最初のうちは検索数が50から300くらいを目指すとインデックスで上位表示される可能性も見えてきます。

今度は「人参 保存方法」と少し言葉を足してみました。
これだけでも数が少しぼれました。

上部にある関連語から「人参 保存方法 長持ち」をクリックして再度検索するとかなり理想に近い検索数が出てきました。
キーワードサーファー(keywordsurfer)
イチオシのツールをご紹介します♪
キーワードサーファーというGoogleクロームの拡張機能です。
この機能を使うと、Googleの検索窓にキーワードを入れるだけで、どれだけの検索ボリュームがあるのかすぐに表示されて分かってしまうんです!
下の画のようにGoogle検索で「人参 保存方法」と入れるとそのまま検索ボリュームが横に4,400と出ています。
さらに右下の方には、他のサジェストキーワードと検索数まで提示してくれるという優れもの!!
この拡張機能を入れてからは、ほとんどGoogleの検索だけで検索ボリュームを確認しています。

キーワードサーファーはGoogleクローム(Google Chrome)と言うブラウザーの拡張機能なので、他のブラウザーでは使用できません。
Googleクロームを既にお使いの方はGoogleストアから【Chromeに追加】をクリックするだけです。
GoogleChromeのダウンロードがまだの方はこちらからどうぞ。(Googleアカウントが必要です。)

まとめ
初心者でも記事を書く時にキーワードを設定してから書くことがとても重要だとわかっていただけたでしょうか?
プロが目指すようなGoogleの上位表示のキーワード選定方法なら、もっといろいろとワードを調査したり、検索ボリュームも有料のサイトで正確な数字を求めたりしますが、初心者は検索してくる人がどのくらい居るのかぐらいのざっくりとした数字で十分です。
それよりもしっかりとキーワードの答えになる記事を書いて、インデックスされる記事を確実に増やしていくことが大切です。
次回の初心者のSEO対策②では「記事の内部構造をクローラーが回りやすいように設定する」についてです。